安藏1等陸佐は昭和52年第9代連隊長として着任以来、「精強・団結」(特に上下左右血脈相通じあった連隊、強固な団結のもと共に汗し共に涙することのできる連隊)を統率方針として部隊の育成に尽力した。
師団二大戦技に優勝。特に53年1月に実施された銃剣道は8年ぶりの栄冠に輝いた。
伊豆沖近海地震では、その活躍が認められ内閣総理大臣から特別賞状が、静岡県議会からの感謝状、師団長から三級賞状を受賞するなど民生安定に大きく貢献した。
また、地域住民から親しまれ信頼される郷土部隊の育成にも精魂傾け、15個団体に及ぶ協力会の発会、育成にも多大の成果を収めた。
考え、考えさせ、創意工夫し対抗部隊に勝つ「中隊等戦法研究演習」では方面総監から賞賛を受ける等多くの業績を残した。 |